双曲線上のカルテ(宝塚・雪組公演)

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東京特別公演(日本青年館大ホール)、8/9(木)マチネー公演。
初めて尽くしの観劇だった。
雪組を観るのが初めて、青年館ホールも初めてだ。
舞台以外も物珍しくてキョロキョロしたせいか、とても疲れた。

原作は渡辺淳一の「無影燈」、大分昔に読んだと思うのだが記憶に残っていない。
TVドラマ化した作品は、田宮二郎/山本陽子が主演したのを部分的に見た記憶がある。
1973年なんですね、もっと昔だと思っていたのですが。



原作は日本が舞台だが、宝塚公演ではイタリア/ナポリが舞台。
優秀ではあるが無愛想で周囲を寄せ付けない外科医と、誠実で愛情深いひとりの看護婦の悲恋を描いた作品で、そこに病院の人間模様を多彩に絡めてストーリーにふくらみを持たせている。

主役の早霧せいな(フェルナンド)については名前と評判しか知らなかったが、役どころにうまく嵌っていたと思う。
かなり痩せているため、それががん末期という設定と違和感がなかった。
でも、あんなに痩せていて大丈夫だろうか。
フェルナンドに相対する、正義感の強い医師ランベルト役の夢乃聖夏も、元気で愛嬌があってという本来のキャラクターをそのまま生かせる役どころだ。
看護婦でフェルナンドの恋人(モニカ)の星乃あんりは本来はどんな娘役さんかわからないのだが、まっすぐな感じがしてこれも良かった。

舞台自体は無難にまとめていた、という印象。
病院内の小ネタが多すぎて、主役二人の恋愛色よりも周囲を含めての人間愛のほうが優っていた。
しかし、客席には早霧せいなのファンクラブの人が大勢いて拍手も凄かったし、笑いを取るシーンでもしっかり反応していて、劇場内の結束感がとても強く、なかなか盛り上がっていました。

私はこのところ宙組の公演がほとんどだったので、宙組と雪組の色の違いが面白かった。
早霧せいなは声が高めなんですね。
そのせいか、見た目は今にも死にそうなのに声だけ聞いていると割と元気そう。(笑)
風評によると歌が微妙ということだったが、まぁ微妙ではあるけれど、宙組の前トップも歌が上手い人ではなかったから、手に汗を握るというほどではなかった。

星乃あんりの演技は宝塚の娘役としては普通に上手いのではないかと思う。
ただ、ずっと野々すみ花の演技を観ていたこともあって女優度が物足りないと感じたが、野々すみ花は娘役の演技としては癖がありすぎて嫌だ、という批判もあったから、これぐらいでいいのかもしれない。

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1979年に建て替えられた2代目なんですね。これだけでもレトロな雰囲気が出ている。
今回は建て替えではなく、取り壊し後はスポーツ施設拡張のための敷地として使われるとのこと。

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奥に見える階段の上にホールがあります。階段はかなり狭くておまけに斜度がきつい。
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by laladuets | 2012-08-10 01:42 | 観劇


観劇の感想を書くことにしました。


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