愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ- (東京宝塚劇場・花組)

◆Musical
『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』

~オペラ「アンドレア・シェニエ」より~
脚本・演出/植田 景子

◆ショー・オルケスタ
『Mr. Swing!』
作・演出/稲葉 太地

イタリアオペラの中でもヴェリズモ(写実主義)オペラの傑作の一つと言われるジョルダーノの「アンドレア・シェニエ」をベースにしたミュージカル。実在の革命詩人アンドレア・シェニエと貴族令嬢マッダレーナとの恋、マッダレーナに叶わぬ想いを抱きながらも革命の闘士として闘うジェラール。三人のドラマを軸とし、フランス革命を背景に滅び行く貴族階級の姿と、新しい時代を求めて闘う人々の姿を描き出す。ハンブルクバレエ初の日本人女性ソリストとして活躍する傍ら、振付家としても、近年、ヨーロッパで高い評価を得ている大石裕香氏が、日本で初の振付を手掛けることも大きな話題。古典の持つ力強さと現代的要素を調和させ、新たな視点からオペラのミュージカル化に取り組む意欲作。

11/8(金)マチネーを観劇した。
静岡の友人が観劇するのに便乗した。 最近かなりビンボーなのでこの演目はパスするつもりでいたが、友人にチケットを手配しているうちに勝手に羨ましくなって自分も申し込んだ。
2階9列73番という壁際の席でまったく期待をしていなかったら、全体が俯瞰できる、前席はない、後席に気を遣わなくて済む良席。オペラさえ持っていれば問題ないことがわかり、この席が空いていたらいつでも行ってしまいそうだ。




公演から20日以上過ぎてしまい、さすがに感想を書くのが難しい。
観劇当夜に呟いたTwitterを眺めながら思い出してみます。

【愛革感想】
・蘭寿さんの芝居は、これは生まれつきの持ち味なのだと思うが夢心地で軽い。赤ワインでパスタに合う軽口タイプがあるよね、あれ。アンドレア・シェニエもやはりそうだった。蘭寿さんを知っている演出家が当て書きしているからそれに加速がかかっていた。

・断頭台の露と消える割には妙に明るい終わり方で、、蘭はなちゃんも演技派ではないから同調しちゃって、一緒にギロチンで嬉しいねという喜びが溢れていて、どうなんだろ。(笑)

・ゆひすみ+テルさんの「美しき生涯」と心のなかで比較してしまった。蘭寿さんはカサブランカのヴィクター・ ラズロがよかった、誠実で努力家で悲劇にはならない(むくわれる)というのが向いている。オーシャンズ11が好演だったのはそこだな。

蘭寿とむの持ち味は(あたりが柔らかい)ところだ。
軽口の赤ワインと呟いてみたが、今読み直してもその印象は変わらない。
11/8は東京公演の後半で、演技が練れていたから違和感を感じることなく気持ちよく観劇したが、断頭台の露と消えようとする瞬間に、この明るさこの暖かさはやはり変。

・アンドレア・シェニエの弟:みつる(華形ひかる)、フランソワ・ド・パンジュ侯爵:だいもん(望海風斗)は安定している。でも、だいもんは最初と最後しか見せ場がなくて、得意の歌唱力で活躍していたがもったいない。マッダレーナの侍女:いちか(桜一花)もいつもどおり演技上手。

・二番手の明日海りお、月組時代に比べると地味になった気がする。綺麗な人だけど意外と華がない、蘭寿さんやだいもんに負けている。歌、ダンス、芝居、どれも卒なくこなすタイプだけどまだ殻の中にいる感じがした。

・蘭はなちゃんはそれでも(失礼)演技力がついたと思う。声に色気がないのでクラシックな甘い雰囲気が出ないのが特徴かなぁ、姿はすらりと美しい。オーシャンズ11のような現代物の方がはなちゃんには合ってるかも。


トップ二人については、オーシャンズ11の方が良かったと呟いていますね。(笑)
退団公演の『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』は、退団公演でもありますが、スーツものだから期待ができそう。


【Mr.Swing!!感想】
・蘭寿さんとアキラくん(瀬戸かずや)のデュエットダンスがエロくて良かったわ(笑)オペラで見たらやっぱり男役らしくおかま顔で。
 
・ショーはどれもレベルが高くて楽しかった。みりおくんと蘭はなちゃんを組ませていたのは次期ペアを意識してだろうか。みーちゃん(春風弥里)の餞別シーンがてんこ盛りで涙、千穐楽は号泣必須。歌もダンスも演技も上手な人だから名残惜しい。

・蘭寿さんが 「パーウッ!」と吠えた(掛け声)のは期待通り *\(^o^)/*ヤター それにしてもあのキラキラプリプリなお衣装が似合うこと、特に赤いのが。蘭寿さんを意識してか赤のお衣装が多かった。


レビューは純粋に楽しめた、トップペアが揃ってダンサーというのは本当に善きこと。

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by laladuets | 2013-11-27 23:42 | 観劇


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