荒野のリア(吉祥寺シアター)

荒野のリア
原作:W.シェイクスピア(リア王、松岡和子訳)
構成・演出:川村毅
主催:T FACTORY
出演:麿赤兒(リア王)、手塚とおる(リア王の重臣:グロスター)、有薗芳記(道化/末娘:コーデリア)、笠木誠(家臣:ケント)、玉置玲央(グロスターの嫡子:エドガー)、志村史人(ゴネリルの夫:オールバニー/紳士)、宮内克也(グロスターの庶子:エドマンド)、森下庸之(紳士/使者/リーガンの夫:コーンウォル)、太平(ゴルネリの執事:オズワルド/老人/将校)、中村崇(次女:リーガン)、川村毅(長女:ゴネリル)
公演期間:2014年3月13日から23日まで


3/13(木)の初日公演を観劇。上演時間は1時間45分。
先に弁明すると風邪と花粉症、おまけに豪雨とコンディションが悪く、きっと楽しめないと思いながらもチケットを捨てるにしのびずに行きました。幸い隣席は空いていたから風邪をうつす心配はなかったが。。

ブリテンの王である老リアには三人の娘がいた。
隠居を考えたリアは言葉巧みに取り入る上の二人の娘に全財産を譲り、素直で実直な末娘コーデリアを勘当した。
ところが長女と次女は財産を失った父親を厄介者として粗略に扱い、絶望したリアは錯乱し狂気の老人となって荒野を彷徨う。
コーデリアは勘当の身のままフランス王へ嫁いでいた。悲運の父を助けたいと願うコーデリアは夫のフランス王と共にブリテンを攻めるが、フランス軍はブリテン軍に破れ、リアとコーデリアは捕虜の身として再会を果たす。
家臣の尽力でリアは救出されるがコーデリアは獄中で殺害され、コーデリアの亡骸を抱いたリアは悲しみに絶叫し、彼もまた息絶える。





非常にオーソドックスだった。
去年観た複数の「リア王」は原作の展開には沿っているものの、突拍子もなく弾けて楽しいやら、三ヶ国語で演じる猿楽風だったりで、リア王のあらすじを知らなくてもイケる芝居だったが、今回の「リア王」はセリフも松岡訳を使っていて正統派でありました。
そういえば、突拍子もなく弾けて楽しかったのは 柿喰う客・女体シェイクスピア『失禁リア王』、猿楽風は 劇団SCOTの『リア王』、どちらもなんと観劇後に寝込んでしまい015.gif…刺激が強すぎたのか、今回もそれに近いが…感想ブログを書いていないのが我ながら残念すぎる。

もとい。
男性役者と人形(まがい)だけで演じるのもシェイクスピアの時代を彷彿とさせる。
初日ということもあり最初の30分はさすがにしゃちこばったが、尻上がりに調子が出ていつの間にかすっかり引き込まれていた。
一番印象に残ったのは有薗芳記さん、コーデリアはとっても可愛かったし(微笑)、もちろん道化はお手のものだった。

グロスターの物語、いわばサイドストーリーなのだろうが、エドガーとエドマンドの応酬がもう少し濃いといいなぁ。
麿赤兒さんは喜劇をお演りなるとどんな感じなのか知りたい。

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by laladuets | 2014-03-18 15:09 | 観劇


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