アラベッラ (新国立劇場)

新国立劇場オペラ公演 「アラベッラ」 (三幕、ドイツ語上演/字幕付)
原作:フーゴ・フォン・ホフマンスタール
作曲:リヒャルト・シュトラウス

指揮:ベルトラン・ド・ビリー
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
演出:フィリップ・アルロー

<主なキャスト>
ヴェルトナー伯爵(アラベッラの父):妻屋秀和(バリトン)
アデライデ(アラベッラの母):竹本節子(メゾソプラノ)
アラベッラ(美しい姉娘):アンナ・ガブラー(ソプラノ)
ズデンカ(男児として育てられた妹娘):アニヤ=ニーナ・バーマン(ソプラノ)
マンドリカ(アラベッラに求愛する地方の裕福な男):ヴォルフガング・コッホ(バリトン)
マッテオ(アラベッラに片思いをする士官):マルティン・ニーヴァル(テノール)
フィアッカミッリ(舞踏会の歌手):安井陽子(ソプラノ)

<あらすじ>
ホテル住まいのヴェルトナー伯爵一家は、伯爵のカード好き(賭け事)が昂じて破産しかかっていた。
一家を救うには美しい姉娘を金持ちと結婚させる以外に方法はない。伯爵はアラッベラの写真を裕福な友人に送って気を引くことにした。
アラベッラの美貌に惹かれて、三人の若い伯爵とひとりの士官がとっかえひっかえ訪ねてはつきまとっていたが、アラ
ッラは彼らには興味がない。ところが妹のズデンカは士官のマッテオに恋をしていて、しかし男として育てられているため自分から求愛することはできない。スデンカのねじ曲げられた恋心は、マッテオと彼が恋する姉のアラッラとの仲を取り持つことに傾けられていた。
さて伯爵が送った写真を見てやってきたのは、友人の甥マンドリカだった。伯爵の友人は既に死んでいて甥が相続人だったのである。マンドリカはアラッベラの写真に惹かれ、実際にアラ
ッラと会って愛を確信して舞踏会の会場で求愛する。アラッラもマンドリカに惹かれて婚約を内諾した。
この様子を見たマッテオは絶望し、彼が自殺してしまうのではないかと焦ったズデンカは姉の部屋の鍵をマッテオに渡して部屋で待つように言う。
舞踏会からホテルに戻ったアラ
ッラ、伯爵夫妻、そしてマンドリカ。そこには「たった今、アラッラと愛を交わした」と主張する着衣も乱れたマッテオが居た。マンドリカはアラッラを疑い非難し、彼の名誉を傷つけたマッテオに決闘を申し込んだ。
アラ
ッラの部屋からズデンカが飛び出して来た。絶望したマッテオを慰めるために自分が姉の部屋に忍び込んだこと、自分はマッテオを愛しているのだと告白する。ズデンカを男児だと思っていたマッテオは驚くが、女の姿をしたズデンカに愛情を感じていた。
マドリンカはアラ
ッラに謝罪し、許しを請う。アラベッラは泉から汲んだコップの水をマドリンカに手渡した。マドリンカは水を飲み干すとコップを床に叩きつけて粉々に割った。二人は永遠の愛を誓い合い、幕が下りる。

5/30(金)14時公演鑑賞。
学生時代の友人に引っ付いて観に行った。今回が三度目である。
最上階、最後方席、しかし舞台の正面。舞台全体が見える良席で三幕を堪能しました。
喜劇仕立てでハッピーエンド、メリー・ウィドウのノリで観られるということはオペレッタなのかしら。でも、オペレッタと位置づけたら叱られそうだな。





観劇前の泥縄で読んだ解説のどれかに「コップの水」についての記述があった。

「今夜のうちに、寝床に就く前に ――
もしも貴女が私の故郷の娘だったら
貴女は私のためにお父上の家の裏にある泉まで行って
清らかな水をグラスに満たし
敷居で私に渡してくださらなければならないのです。
そうして私は神の御前で
そして人びとの前で貴女の許婚者になるのです
美しい方! 」


マドリンカが故郷の風習を語っている部分で(字幕にあったかなぁ、記憶がない)、これを踏まえてアラベッラがコップの水をマドリンカに手渡しているらしい。

さて。前二回のオペラ鑑賞はどちらも悲劇、それも庶民の可哀想なお話しだったが、今回はオペラ初心者にわかりやすいストーリーで最初から最後まで楽しく鑑賞し、姉妹役のふたりがソプラノを聴かせる場面が多いことも耳福だった。フィアッカミッリ(舞踏会の歌手)の歌は、パガニーニの奇想曲を連想したから・・・すごく難しいんだと思う。(拍手も凄かった)

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最後にTwitterのつぶやきを記録。
◯昨日は、オペラ友という位置付けになった物理科卒の学友と新国立劇場に行って来ました。3時間半超えで疲れたこと限りなし、というのは字幕を見ないと意味がわからないから右脳と左脳をフル稼動させなくちゃならない。

◯ボケ帽子、じゃなくてボケ防止にお勧めのオペラ鑑賞。(笑)
昨日の演目アラベッラはドイツ語で、聴き取れたのは Auf Wiedersehen だけ。字幕を追うのが大変だった。でも同行の彼女はイタリア語より良いかも、あれはまったく分からないと言ってたな。






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by laladuets | 2014-06-02 01:47 | 観劇


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